薬剤師が転職で年収を増やす際に注目すべき視点

薬剤師が転職で年収を増やす際に注目すべき視点

皆さんは転職する時に何に注目しますか?

こちらでは、転職する時に注目する項目第1位『年収(OKANE)』にフォーカスします。

自分の年収って世間一般的だとどのくらいなのか意外と知らないもの。おそらく、新卒から一度も転職したことのない人の年収は、紹介会社経由の転職組のそれと比較すると、かなり低くなっていると思います。

年収を増やすべく転職を検討するにあたり、求人要項のトリックに騙されないためにも、確認すべき情報全てをまとめました。

   

給与+ボーナス+残業手当=!?

まずは、年収の大部分をしめる『給与』にフォーカスしたいと思います。

その求人要項の年収には「見込み残業代」含まれていませんか?

給与形態は「月給制」「年俸制」か

まず、転職を検討する企業が「月給制」なのか、もしくは「年俸制」を導入しているのか確認しましょう。

「月給制」は、毎月基本給が支払われ、それに加えて、会社の業績や本人の成績に応じて夏季・冬季の賞与(ボーナス)が発生します。基本給の金額に特に影響しやすいのは、各社員の年齢や勤続年数です。

一方、「年俸制」は給与金額を1年単位で決定します。成果主義を基礎として生まれた給与形態で、金額に影響するのは仕事の成果や個人の能力です。

12分割して毎月支給するケースや、16分割して2カ月分の金額を夏季・冬季の賞与として支給するケースなどがあります。

残業代は別途支払われますが、初めから時間外手当込みでの金額を提示される場合もあるので注意が必要です(みなし労働制度)

日本の企業の多くは、「月給制」が普及していますが、近年はグローバル化により「年俸制」が増えてきています。

この制度の違いによって、給与が大きく変動することはないのですが、月給制を導入する企業の場合、退職するタイミングによってはその直前期間のボーナスをもらえないので少々損していると言えます

   

「ボーナス」「業績賞与」は見込み年収に含まれるのか

「月給制」も「年俸制」も募集要項に記載されている見込み年収にボーナスが含まれていることが多いです。

ただし、年俸制を導入する会社によっては通常のボーナスとは別に「業績賞与」として特別に支給することがあり、これを見込み年収に含めないこともあります(プラスポイント)。

また、募集要項に「業績賞与あり」と記載しているものの、実際はない場合もあるので、前年度の実績(有無・支給額)を確認するようにしましょう。

   

「残業手当」は見込み年収に含まれるのか

見込み年収に残業手当が含まれるか否かで、年収は大きく変化します。これは会社によって異なるので、しっかり確認するようにしましょう。

特に、見込み年収に含めている場合は、この残業代によって年収が高く見えている可能性が高いので注意。その場合は、月の残業時間がどのくらいなのかをしっかりチェックするようにしましょう。

年俸制でも残業代の支給は必要とされています。

しかし、「みなし労働制度」を採用している企業では、一定額の残業手当を支払うこととして年俸額を算定し、年俸に残業代が含まれるという契約にしている場合もあるので注意が必要です。

勤務時間にもよりますが、『年俸制』を導入していて、『残業代別途支給』かつ『業績賞与あり(別途支給)』なら、募集要項に記載の金額よりかなり大きい収入が見込めそうです。

     

福利厚生や諸手当は何があるのか

募集する年収が希望年収に届かなくても、『福利厚生』や『諸手当』によって実質得られる収入が大きくなる可能性があります

特に、家賃手当や住宅手当などはその額も大きく、しかも非課税となっているので単身者や世帯主は確認必須項目です。

募集要項をよく読んで、福利厚生・その他の手当はあるのか、それは見込み給与とは別なのか、非課税項目なのか、しっかり確認した方がいい。

このように、給与と福利厚生・手当のバランスは非常に重要となります。

給与に関しては、直接採用担当者に聞きづらいのも事実。いざ意気込んで面接に望んだものの、現場の雰囲気に飲まれて、いつのまにか面接が終了してしまった、ということは本当に多いんです。

もし、紹介会社で仲介して面接をしていれば、面接時に聞きそびれてしまったとしても、面接後にコンサルタントが確認してくれたり、前もって条件交渉も代行してくれます。

給与や待遇などの交渉に苦手意識を感じる人はあらかじめコンサルタントに相談しておいた方が良いでしょう。

    

勤務時間

近年若い世代の労働者は、高年収より、いかに自分の時間を確保することができるかを重視する人が増えてきているようです。

たくさん働いて、たくさん稼ぐという考えも良いかもしれませんが、趣味の時間、家族の時間を確保し、有意義な生活を送るのもいい価値観です。

「固定制」or「シフト制」

働く薬局が「シフト制」なのか「固定制」なのか確認しましょう。

基本的に、調剤薬局では隣接する医療機関の営業時間によって営業時間が左右されます。

例えば、医療機関の休日が『木曜、日曜、祝祭日』と固定となっている場合は、薬局は固定制になることがほとんどですが、近隣の複数の医療機関の営業日がバラバラであったり、週6日営業している病院前薬局ではシフト制になることがあります。

一方、調剤併設ドラッグストアでは営業時間も長く、ほぼ毎日営業しているのでシフト制を導入していることがほとんどです。

   

会社ごとの残業時間の定義に注意

残業代に関しては薬局によってその定義が異なるので転職活動中にしっかりチェックする必要があります。

基本的に「固定制」を導入する薬局では1日8時間を超えた分を残業代として支給することが多く、労働者としてはもっとも無駄がなくシンプルに残業代が支給されているといえます。

ただし、薬局によっては、ひと月あたり一定の勤務時間(出勤必要日数×8時間)の合計を超えた分を残業代として支給するところもあるので、あらかじめ確認しましょう。

例えば、土曜日が半日勤務の薬局の場合、平日の残業分が相殺されてしまい、残業代として見なされなくなってしまうためです。

見かけの残業時間は少なり、25%割り増しの残業計算でなくなるので、大きく給与に影響します。

「シフト制」を導入する薬局では、特に後者の傾向が強い。シフト制では、1日8時間勤務という概念がなくなってくる場合が多いためです。

    

休日について

休日日数も薬局によって大きく変わります。募集する会社が実質どのくらい休みがあるのかを確認するために注意すべきポイントをおさらいします。

その他の休日、年間休日日数を把握する

平日の定休日、日曜、祝祭日以外の定休日の存在も確認しましょう。地域やクリニックの医師の希望などで独自の休日がある場合があります。

前年度の年間休日日数は必ず確認するようにしてください(募集要項と異なることも多い)。

一般的に、年間126日以上の休日があると、比較的休日は多いと考えてもいい。

一方、年間112日以下の休日日数ですと少し少ないかもしれません。ドラッグストアが給与が高いのは、休日日数が少なく、労働時間が多いためとも言われています。(祝祭日を含めて月9日休み制度をとるドラッグストアは非常に多いです。)

     

週休2.5日や週休3日も狙い

時々、求人票で週休2.5日と記載されてある場合があるが、これは週に2日休みがあり、1日は半日出勤としている可能性が高い。

この場合は、先程申したように、残業の計算方法がキーになってくるので、注意するようにしてください。

また、薬局によっては、シフト制にして、1日10時間勤務で週4日勤務体制にすることで、週休3日を実現する薬局があります。この場合、年間休日日数は140日を超えてきます。

     

年次有給休暇も一応チェック

年次有給休暇は労働基準法で定められている項目であるので、どの企業も入社後6ヶ月勤務で10日有給休暇を付与することになっています。

ここで、大事なのは、取得状況です。昨年度の実績を確認しましょう。

ちなみに、製薬企業では初年度の年次有給休暇日数が10日を大きく超えてくることも多いです。

これまで、給与をあげるために注目すべきところを解説してきましたが、これほど多く採用ご担当者に質問するのは、気が引けるといいますか、嫌がられてしまうのではないかと考えるかと思います。

そういう時こそ、コンサルタントの力を借りてください

面接前にも、(希望により同行する場合)面接中にも、(聞きそびれてしまった)面接後にでも会社側に確認を取ってくれます。

転職は今まで損していた収入システムをリセットするチャンスでもあります。

募集要項の細かいところにしっかり注目し、もらうべき年収を増やしましょう。

現役の薬剤師が利用する人気薬剤師転職サイト

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    ファルマスタッフ

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    設立
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    会社概要

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    1996年
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